母の9回目の命日が近づいてきましたので、追悼と供養の意味を込めて両親の事を
書こうと思います。私の中では今だに最近の出来事のように思いますが、もう9年も経って
しまったんですね。
40数年前の両親の結婚式の一枚。父32歳、母28歳。二人共、少し緊張ぎみです。
父は防衛大学卒業後、海上自衛官の道に進みました。その後、母と結婚して山の生活に入り。
一方、母は茨城県水戸市の女子校、水戸二高を卒業して山の住人になりました。
鳶が鷹を生むという諺がありますが、我が家は鷹が鳶を産みました笑
両親には勝てる所がありません。私は学歴が高くないので高学歴の人を尊敬しつつも、
敬遠しがちですが、これは単なるひがみです笑
祖父母、母、叔母 。
。
父はじっと車を見ているのでしょうか。車の好きな父でした。
前に立っているのが母。10歳位でしょうか。子供の頃から賢そうな顔をしています。
祖母が抱いているのは叔母?後ろのやんちゃそうな(失礼)男性三人は、お客様でしょうか。
左端はアルバイトをしていた方だったかお客様だったか分かりませんが、神原さん。
父、母、祖母、叔母。私は産まれていたのかいないのか、昼寝中だったのか、写っていません。
玄関先、本館は今もほとんど変わらず、当時のままです。
真ん中が母。祖父母の真ん中が私。母は幸せそうですが、育児でお疲れ気味の感じです。
右端、叔母。左端の男性は親戚の方でしょうか。
体格のいい父方の祖母。私にミルクを飲ませてくれています。祖母は入院中の病室で、
「来年から小学校に上がるけど山から通うのは大変だね」と声をかけてくれたことを覚えています。
髭を生やした父はすっかり山男になった感じです。父母は笑顔でとても幸せそうです。左端は叔母。
頑丈な父も癌には勝てずに57歳で母より先に逝き、母も癌で14年後の67歳で父の元に旅立ちました。
母は父のいない時期には大変な苦労をしましたが、忍耐強い母でなければ乗り越えられなかったのでは
ないかと思っています。両親は離れ離れの時期が長かったので、今は霊界で仲良く暮らしていてくれる
ことを願っています。
最後になりますが、闘病中だった母が亡くなる一年程前に正式に主人と宿を引き継ぎました。
それからはお客様をはじめ多くの方に大変お世話になり、今があります。
そして、昨年春に80歳で他界した義父、ご健在の義母、主人、親戚の皆様には大変支えて頂きました。
これまで やってこられましたのも皆様方のお陰です。ありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。