4月24日、毎年 続けている鬼怒沼登山道の様子と、
道迷い防止のためのマーキングの状況を見てきました。
今年の冬は雪が少なく春が早いかと思っていましたが、
4月に入って気温が上がらず、雪の降る日もあったりで昨年に比べて
雪解けが遅れている感じです。
チャンわらサンと一緒に。
オロオソロシの滝までは雪の無い場所もありますが、ここから先は雪山状態です。
雪の状態によってはアイゼン、スノーシュー、ワカンなどが必要です。
目印が無くなってしまった場所や分かりづらい所に、
赤やピンクのテープで目印を付けながら進みます。
雪が締まっていればアイゼンで歩きやすいのですが、
ここのところ暖かい日が多く、グサグサ状態。とてもとても歩きづらかったです。
10年以上行っていますが、このような雪の状態は初めてでした。
昨年12月に、軽い脳梗塞で調子が悪くなった12歳になるチャングも
元気に鬼怒沼を目指しました。
数ヶ所あるトラバース。
この日はアイゼンは使いませんでしたが、雪の状態では必要な日もあると思います。
第二展望台手前は滑落したら谷底まで落ちてしまう箇所がありますが、
足元に充分気をつければ大丈夫だと思います。
根名草山と日光白根山が見える第二展望台。
日光白根山。
ここからは鬼怒沼までは平らな斜面が続くので、雪が緩く踏み抜きやすいため、
スノーシューを履いて行きました。大正解でした。
目印を付けながら進みます。
2年連続で途中撤退(鹿を追いかけて先に家に帰っていた)したサンボも、
今年は順調についてきています。
鬼怒沼入り口に到着。
一足早く、サンボが雪原にちょこんとおすわりして待っていました。
鬼怒沼山とチャンわらサン。
わらびとサンボは相変わらず、じゃれ合ってます。
金沼と根名草山と日光白根山。 天気があまり良くなかったので、
山はあまり見えませんでした。 燧ヶ岳方面は雲がかかっていました。
やはり雪解けが遅く、金沼がうっすら解け始めた感じです。
一面、真っ白です。
鬼怒沼巡視小屋。
小屋に中へはスコップが無いと入れませんでした。
4月に降った湿った雪のせいかもしれませんが、雪の状態が悪く今までに無く難儀でした。
道に迷うことはほぼ無いとは思いますが、滑落等の事故にはご注意下さい。
今年も、山岳事故の無いことを祈るばかりです。